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みえきた市民活動センターの活動内容

平成21年度(第7期)事業報告書(平成21年6月1日より平成22年5月31日まで)

【1】 全体の概要

【2】 運営について

1.諸会議の開催状況
2.財政の状況について
3.事業・会務・事務局等の運営全般について
4.機器の更新等について


【3】 個別の事業について

1.主として、まちの課題の発見と解決に向かって行う事業
−(1) まちのさまざまな課題の調査研究事業
−(2) その解決のための事業1-(2)-1 三重県NPO室「NPO活動基盤強化事業の募集説明会・相談会」(桑員地域)の開催への協力(6月10日)
1-(2)-2 三重県「美し国おこし・三重」広報・情報発信研修の企画提案コンペ説明会 への参加と広報の協力(6月10日)
1-(2)-3 三重県NPO室「協働事業等提案の協働サポート委員」の受託(6月23日)
1-(2)-4 「美し国おこし・みえ」桑名懇談会への参加(8月20日)
1-(2)-5 地域課題の発見と解決を意識した各種講座等への参加(7/5,11/5,4/18)

2.主として市民活動団体に対して行う事業
−(3) まちのさまざまな課題を解決しようとしている市民活動の調査研究事業
−(4) その市民活動への応援事業2-(4)-1 「桑員まちのファンクラブ」への支援事業 (通年)
2-(4)-2 「特定非営利活動法人 みえNPOセンター」への支援(1) (通年)
2-(4)-3 「特定非営利活動法人 みえNPOセンター」への支援(2) (5月17日)
      三重県「NPO支援機能強化事業、企画提案コンペ」公開プレゼン参加
2-(4)-4 「特定非営利活動法人なばりNPOセンター」への支援 (11月21日)
2-(4)-5 「とういんボランティア市民活動支援センター」への支援 (2月6日)
「住民活動支援講演会〜私たちで地域問題の解決を〜」への参加
2-(4)-6 「いなべ市市民活動センター」への支援 (2月24日)
「市民活動には資金が必要!〜補助金獲得とコミュニティビジネス〜」講座への参加

3.主として、不特定多数の市民に向かって行う事業
−(5) その市民活動を行いやすい環境の調査研究事業
−(6) その市民活動を行いやすい環境づくり事業3-(6)-1 まちのかわら版ITによる市民活動情報の提供  (通年)
3-(6)-2 ホームページ、インターネットによる市民活動情報の提供  (通年)
3-(6)-3 桑名の御台所祭での市民活動団体アピールへの参加(10月4日)
3-(6)-4 地域・分野を越えて、桑名市、桑名北ロータリークラブと協働し、「みんなで市民活動交流会」を行った。(2月14日)



【1】 全体の概要

 特定非営利活動法人 みえきた市民活動センターは、平成16年4月法人登記をして設立しました。決算期の関係で第1期は2ヶ月であり、今期(第7期)は実質的にまる6年が終了する時期になります。また今期は、設立から第4期までつとめた郷司理事長にかわった服部理事長の3年目になります。

全国的には、平成20年秋のリーマンショック以後、市民の財政力が弱まり、自分たちが持つ資源だけではNPOを支えきれなくなる傾向がはっきりしてきました。全国各地では、活動を縮小したり、解散したり、あるいは外に新たな経営資源を求めるうごきが、NPOのなかで顕在化してきました。当会もそれをふまえた活動を行った年になりました。

 当会の平成22年度の所信は、『金融危機による大不況の影響が大きく、私たちには日本がすすむべきよりよい社会の方向が見えてきません。こういうときにこそ、地に足をつけて、人々の思いをしっかり見極めたいものだと思います。そんななかでも、生きていく上で、目の前にある人々のつらさや地域の課題を、ひとつずつ解決していこうとしている心ある人々の活動を信じ、期待し、応援していきたいと思います。』というものでした。

それを受け、定款第二十条に添って総会で定めた当期の事業の方針は、「1.市民活動の支援を中心に事業を行う」「2.会員の提案を事業の形にしていく」「3.市民活動のネットワークとしての活動を意識する」「4.低コストの運営を行う」ということでした。理事会ではこれにもとづき当期の事業を計画しました。もちろん個別の方針を単独に事業に対応させるというのではなく、それぞれの事業で複数の方針を反映して取り組むようにしました。

その中で、まず(方針1)「市民活動の支援を中心に事業を行う」については、前年度からの継続事業である「まちのかわら版IT」を毎月一回ほどのペースで発信し、市民活動団体の紹介を主な目的としたインタビュー形式の音声ファイルをホームページに掲載することができました。また、「桑員まちのファンクラブ」の事務局運営を継続して行いました。

次に、(方針2)「会員の提案を事業の形にしていく」と(方針3)「3.市民活動のネットワークとしての活動を意識する」については、会員の提案を受け、桑名北ロータリークラブが行った野口健氏の講演会に、市民活動のネットワークを活かして協働する形で参画しました。

 また、(方針4)「低コストの運営を行う」については、特に大きな支出を発生させることなく、事業収入は発生しませんでした。しかし、それでも地方住民税が支出の50%近くなることから、現状の税制への対応について議論が進みました。

 その他に、三重県や桑名市、NPOなどが行う事業に参画しました。桑名市市民活動支援センターやいなべ市市民活動支援センター、とういん市民活動ボランティアセンターが行う事業に参加し、三重県のうごきにも対応しました。

【2】 運営について

1.諸会議の開催状況
  
期間中、1回の総会と3回の理事会、その他必要に応じて個別の会議を開催しました。また、ITの普及にともない、役員(理事・監事)メーリングリストを有効に活用して頻繁に「相談・提案・報告・了承」を行い、当会の全体状況の把握や進んでいる方向の確認、個別の事業のスタンスなどの情報を共有しました。
(役員メーリングリスト(会員ML)の期中の本数 145本 /MLNo.2049−2193)

[総会]

○ 平成21年度第1回総会 

日時:平成21年7月17日(金)午後7時から8時10分
場所:ムーンチャイルド(桑名市坂の下)
出席者:正会員8名(内監事1名、内書面出席1名)

第一号議案 平成20年度事業報告案の承認の件
第二号議案 平成20年度決算案の承認の件
第三号議案 平成21年7月25日から2年間の役員(理事・監事)選出の件
第四号議案 理事長予定者の承認
第五号議案 平成21年度事業の方針の件、他

[理事会]

○平成21年度 第1回理事会

日時:平成21年7月17日(金)午後7時30から9時00分
場所:ムーンチャイルド(桑名市坂の下)
出席者:理事7名(内書面出席1名)、監事1名

第一号議案 理事長予定者ならびに直前理事長、副理事長、事務局長選出の件
第二号議案 平成21年度事業の方針の件、他

○平成21年度 第2回理事会

日時:平成21年11月25日(金)午後7時30から9時00分
場所:八百勇(桑名市旧市街)
出席者:理事7名(内書面出席2名)
オブザーバー2名(桑名北ロータリー)

第一号議案 事業当の確認・連絡について
第二号議案 22年2月14日野口健さんの講演会への参画について、他

○平成21年度 第3回理事会

日時:平成22年3月3日(水)午後7時30から8時30分
場所:八百勇(桑名市旧市街)
出席者:理事7名(内書面承認理事3名)

第1号議案 2月14日交流会の件について
第2号議案 ホームページの改訂、公益ポータルサイトづくりの件について、他


2.財政の状況について

今年度は、大きな収入・支出が発生する特別の事業・事由はなく、また、会員の増減もありませんでした。(方針4)「低コストの運営を行う」とはいえ、最大の出費が納税という状況です。実際は、かわらばんIT事業、野口健氏の講演会への参画、事務的費用、その他で、ボランタリーに提供された資源を金額におきかえれば500万円ほどに相当する活動を行っています。
実際の当会の収入額は会費+寄付金で16万円程度であり、対応する経費的支出額は年間14万円程度、そのうち県市民税が7万円でした。また、長期借入金残高は30万円ほどですが、これについてはそのまま持ち越すことになりました。


3.事業・会務・事務局等の運営全般について

 会務の役割分担は円滑行われ、ITを活用して運営は全体としてシンプルに行われました。通年事業は「まちのかわらばんIT」と「まちのファンクラブの事務局機能」、「ホームページ・MLの管理」、「外部からの働きかけへの対応」程度であることに代わりはありません。これらのことから、事務局運営も含め、運営全般について特段の記入事項は発生しませんでした。


4.機器の更新等について

 今期は特記すべき事項はありませんでした。

【3】 個別の事業について

1.主として、まちの課題の発見と解決に向かって行う事業
−(1) まちのさまざまな課題の調査研究事業
−(2) その解決のための事業

1-(2)-1 三重県NPO室「NPO活動基盤強化事業の募集説明会・相談会」(桑員地域)
の開催への協力(6月10日)

6月10日(水)18時から、三重県桑名庁舎にて、三重県NPO室が「NPO活動基盤強化事業の募集説明会を行うことになり、当会はその開催に協力した。この事業は、『国の緊急雇用対策を受けて、新たな雇用創出とNPOの活動基盤の強化を支援するため、NPO活動基盤強化事業を実施する。』との主旨で行われた。当会としては、中間支援団体として、当地域の市民活動団体に外部からの資源が少しでも流入するのを誘導するという観点から、当地域の市民活動に関わる多くの方々に参加をよびかけた。当日は30名ほどの地域の方々が参加した。

1-(2)-2 三重県「美し国おこし・三重」広報・情報発信研修の企画提案コンペ説明会
への参加と広報の協力(6月10日)

三重県「美し国おこし・三重」が委託する広報・情報発信研修は、桑名、尾鷲、伊賀の3地域でそれぞれ3日間行うもので、昨年度同実行委員会が作成した「カリキュラム・テキスト」を使って研修を実施して、その実績をもとにカリキュラムを見直すという内容。4月24日に行った説明会での応募がゼロだったため、応援の意味も含めて再度の説明会の6月10日に参加したが、同研修で求める内容が3日間では実現不可能と思えるほど詰め込みの内容であったため、三重県が外注したテキスト作成者のいいかげんさにあきれ、うんざりした。松阪のNPOが可能な範囲でと受託したため、当地域での講座の広報には協力した。

1-(2)-3 三重県NPO室「協働事業等提案の協働サポート委員」の受託(6月23日)

三重県NPO室の「協働事業等提案」は、今回の提案は4月末日に予定していた提案が審査により不採択となったため、アスト津3階みえ交流センター交流スペースで6月23日に行われた再度の提案の公開審査に同席した。この再度の提案2件のうち1件が不採択となってサポートの必要がなくなったため、同日委員任期満了となった。

1-(2)-4 「美し国おこし・みえ」桑名懇談会への参加(8月20日)

8月20日夜、桑名市役所で行われた懇談会に参加した。テーマは「環境・自然・環境保全」をもとに、自分たちができることや行いたい取り組みについて話し合ってみようということだった。8月の懇談会の市民の参加は私を含めて8人ほどで、桑名市および三重県の関連ホームページによれば、桑名市で4回目の6月の座談会から、参加者の思いや興味、話合いの質をさらに高めるため、テーマを設けた内容で座談会を開催しているということだった。ちなみに6月のテーマは『観光・交流・誘客』、7月は『食・産品開発』、8月は『環境・景観』とのことだったが、すでにグループ化が進み取り組みが絞られたようなので、向後の参加は見合わせた。

1-(2)-5 地域課題の発見と解決を意識した各種講座等への参加(7/5,11/5,4/18)

地域課題の発見と解決を意識して、桑員地域内外で行われた各種の講座に参加した。

7月5日には、名張市市民情報交流センターオープン記念として同センターで行われた「NPO・ボランティア スキルアップ講座」の第一回が開かれ、シーズの松原明さんが「NPO・ボランティアの昨日・今日・明日」というタイトルの講演に参加した。この講座は、三重県名張市が募集していた「新しい公」を推進する委託事業で赤目の里山を育てる会が受託して行われ、50人ほどの参加者が集まった。講師のお話しは『NPOの過去・現在・未来ということで、過去は行政の補完というかたち、現在は行政の資源を活かしてという感じ、未来は新しい価値を創造して市民が社会をひっぱる』とのことだった。

11月8日には、地域の未来・志援センター、セブン- イレブンみどりの基金、みえNPOセンターが共催した「想いを知り、共に育てる助成金セミナーin三重」に参加した。参加者は約30名ほどで、トヨタ財団や三重銀行、デンソーなど、5つの助成担当者が説明した。助成の目的や性質の違いが直接はなしを聞くことでよく見え、また、助成団体も時代のニーズに合わせて試行錯誤しているなかで、申請する側の意見も大事にしている事がわかった。

4月18日には、いなべ市市民活動支援室が行った「市民が主役のまちづくり−なぜ市民活動は必要か」と題した松井真理子さん(四日市大学総合政策学部長・教授)の講演に参加した。参加者は70人ほどだった。まちのファンクラブも含めて29の市民活動団体が展示を行った。いなべ市長は市民活動で地域の課題を解決していくことが必要になってきているとの認識を示し、松井先生は「恵まれた者の社会的責任」から「共同体を生きる一人ひとりの志」へと社会貢献活動は変化してきていると結んだ。


2.主として市民活動団体に対して行う事業
−(3) まちのさまざまな課題を解決しようとしている市民活動の調査研究事業
−(4) その市民活動への応援事業

2-(4)-1 「桑員まちのファンクラブ」への支援事業 (通年)

桑員まちのファンクラブの運営について、事務局、メーリングリスト、ホームページを引き受け、継続して支援した。ちなみにまちのファンクラブの期末での会員数は91名になっている。事業としては、東員町での「そういんエコフェスタでのまちファン交流会」「桑名御台所祭りへの参加と展示、まちファン交流会」「いなべ市市民感謝祭での展示、まちファン交流会」「桑名市民活動交流会への参加」「いなべ市 市民活動センター登録団体大交流会」「いなべ市市民が主役のまちづくり講演会での展示」、などを行い、「第13回北勢線の魅力を探る」「第14回北勢線の魅力を探る」について後援した。

2-(4)-2 「特定非営利活動法人 みえNPOセンター」への支援(1) (通年)

当会より、みえNPOセンターの理事に当会の服部則仁理事長、同センターの評議員に当会の近藤順子理事(まちのファンクラブ副会長)を輩出し、三重県内の中間支援のネットワーク機能を持つみえNPOセンターの運営を支えた。2008年11月に成立した同センターだが、期が4月から3月の設定であるため、第二期(2009年4月から2010年3月)を終え、現在三期目になっている。

2-(4)-3 「特定非営利活動法人 みえNPOセンター」への支援(2) (5月17日)
      三重県「NPO支援機能強化事業、企画提案コンペ」公開プレゼン参加

5月17日、特定非営利活動法人みえNPOセンターの理事という立場を活用し、三重県NPO室が国の緊急雇用対策費を使って行う中間支援NPOの支援事業企画コンペに、「NPOの新しいうごきを議論する−みえNPO検討会の開催」を提案し、420万円を獲得する。事業の実施期間は平成22年6月1日から平成23年3月31日のため、詳細は次期の事業報告に反映させるが、基本的に今の日本の社会でNPOが抱える課題を議論するテーブルをつくる企画となった。当会としては、さまざまな資源をこの事業に提供し、結果的にこの地域での市民活動の活性化に活かしていく予定。

2-(4)-4 「特定非営利活動法人なばりNPOセンター」への支援 (11月21日)

11月21日土曜日午後から、名張市で行われた当特定非営利活動法人なばりNPOセンターの創立記念祝賀会に参加し、併せて祝電を発信した。参加者は約120人、名張市長や商工会議所会頭も参加しており、地域の自治体を形成する上で欠かせない関係者が参加しており、行政関係も地域や経済団体からも認められている様子だった。現在は運営委員会が行っている名張市市民活動支援センターの運営を指定管理という形で引き受ける可能性も含め、NPOが地域運営に積極的に関わっていくケースのひとつとして応援した。

2-(4)-5 「とういんボランティア市民活動支援センター」への支援 (2月6日)
「住民活動支援講演会〜私たちで地域問題の解決を〜」への参加

2月6日、東員町保健福祉センターホールにて、とういんボランティア市民活動支援センターと東員町が主催して、「住民活動支援講演会〜私たちで地域問題の解決を〜」と題した講演が、松本美穂さん(特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター事務局長補佐)を講師に招いて行われた。雪降る中、会場には30人ほどもの人が訪れた。本年度に設立されたとういんボランティア市民活動支援センターの順調な滑り出しを少しでも応援させていただく思いで参加した。同センターでは、今後も勉強会などさまざまにセンターに集う機会をつくっていくとのことだった。

2-(4)-6 「いなべ市市民活動センター」への支援 (2月24日)
「市民活動には資金が必要!〜補助金獲得とコミュニティビジネス〜」
講座への参加

2月24日夜、いなべ市市民活動センター会議室にて、特定非営利法人Mブリッジ理事長の米山哲司氏が講師となり、市民活動を持続していくために必要な資金の課題についての講座を行った。参加者は20人ほど。いなべ市市民活動センターでは、3月18日と27日にも、この米山さんを講師に招いて違うテーマで講座を開催したとのこと。


3.主として、不特定多数の市民に向かって行う事業
−(5) その市民活動を行いやすい環境の調査研究事業
−(6) その市民活動を行いやすい環境づくり事業

3-(6)-1 まちのかわら版ITによる市民活動情報の提供  (通年)

前期より継続して「まちのかわら版IT」をおおむね毎月1回、計10回発信した。この取り組みは、ホームページ上にデジタル音声ファイルを掲載することで、インターネットラジオという形式でいつでも視聴者の都合のよいときにアクセスして音声を聞けるようにしている。桑員地域で活動している市民活動団体のキーマンへのインタビューを中心に構成し、紹介した団体数は当期末までに累計で77団体となった。それらの団体で活動している人たちの息づかいを直接つたえていくことで、その団体へのボランティア希望者や活動への参加、寄付・資源の提供などを行う際の参考データとなっていくことを目的にしている。また、桑員地域の歴史を発見する連載や、子どもについての連載なども掲載した。

発信したのは、17号(2009年6月号)から27号(2010年5月号)の11回、インタビューで紹介したのは17団体。具体的には、「桑名しぐれ会」「NPO法人木曽三川ごみの会」「NPO法人 こどもぱれっと」「月と太陽舎」「生活介護事業所あじさいの家」「外出支援しらさぎの会」「ボランティアひまわり」「松の会」「まちかど博物館 まつぽっくり」「桑名ボランティア連絡協議会」「土っ子の会」「大安町お話の会くまのこ」「エコの館」「すまいるぽけっと」「いなべ市障害者活動支援センター」「ボーイスカウト三重連盟桑名第三団」「在宅介護を支援する会キャンナス桑名」。その他に、「いなべ市市民活動センター」と「とういんボランティア市民活動センター」のインタビューを発信した。

また、まちのかわらばん臨時増刊号として、「2009年秋特別号」と「2010年春特別号」とをペーパー版として発行した。これらは、まちのファンクラブとみえきた市民活動センターの紹介の他、秋号では第1〜20号までのインタビュー団体一覧、春号では第1〜26号までのインタビュー団体一覧を掲載した。

3-(6)-2 ホームページ、インターネットによる市民活動情報の提供  (通年)

ホームページでは、まちのかわらばんITで紹介した市民活動団体のインタビュー一覧や市民活動団体へのリンク、「まちのファンクラブ」の情報などを掲載した。これらを通じて、当地域の市民活動に関するより豊富な情報提供のホームページとした。また、インターネットの電子メールを活用し、桑員地域の市民活動に関する情報などを全国に発信すると共に、全国の市民活動のうごきや助成金などの情報を桑員地域の人たちに発信した。

3-(6)-3 桑名の御台所祭での市民活動団体アピールへの参加(10月4日)

桑名市市民活動センターが呼びかけて同事業の実行準備会ができ、10月4日(日)に、旧桑名市内で行われた御台所祭りでの市民活動団体のアピールに参加した。場所は八間通りの寺町通り商店街北出口から西に向かったあたりで、8張りのテントに20団体ほどが展示した。当会は、まちのファンクラブ、市民ガーデンティルスの三団体でひとつ分のテントを使い、団体紹介展示とまちのかわらばん2009年秋臨時増刊号の配布を行った。ちなみに、昨年は物品販売はできなかったが、今年は条件つきで行えるようになり、少しずつでも市民活動団体のありようが理解されていっているように思われる。

3-(6)-4 地域・分野を越えて、桑名市、桑名北ロータリークラブと協働し、
「みんなで市民活動交流会」を行った。(2月14日)

2月14日(日)、桑名市民会館にて、桑名北ロータリークラブが主催する野口健さんの講演会にあわせ、桑名員弁地域の市民活動団体は交流会を行い、また、来場者に向けて37団体がパネル展示や物品の販売を行った。当会は、地域と分野を越えた交流会であり企業・行政・市民活動団体いう位置づけで準備会から参画した。当日は、ロビーに展示をした後、午前中にリハーサル室に60人ほどの方々が集まり、パネルディスカッションと参加者同士の交流ワークショップを行った。午後からは大ホールロビーの展示場に人が立ち寄りはじめ、午後1時すぎに野口健さんの講演会場が開場されると、たくさんの人がきれめなく入場し展示を見ていった。桑名北ロータリークラブの小笠原会長と伊藤委員長が野口さんを伴って展示会場においでになり、展示会場の人出は最高潮となった。また、講演の後、展示スペースはふたたびひとであふれた。来場者は1200名ほどだった。会場に設置した、交流会運営のための寄付箱では、10円玉や100円玉などで千円以上のご寄付があった。これらの交流会を行うにあたり、経済団体、行政、市民活動団体など、多くの方々が尽力し、たくさんの方々にこの地域の市民活動の様子を知っていただくことができた。

みえきた市民活動センター 〒511-0088 三重県桑名市南魚町86 TEL:0594-27-2700 FAX:0594-7-2733 E-mail:miekita@mie-kita.gr.jp